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食肉機械メーカーの挑戦!  町のお肉屋さんを支援  女子社員の声がきっかけ

なんつね

2016年11月28日



 食肉機械のトップメーカー、なんつね(TEL;072・939・1500)は、ソーセージ、ハムなどの商品企画から製造も始めた。女子社員の声がきっかけで、町のお肉屋さん、飲食店の“儲かるビジネス”を支援する。

 南常之社長は、父の急逝で6年前に30歳代で社長に就任。「価格以外で競争出来る社内体質をつくらなければと思いました」と振り返る。

 機械を売る前にお客様の売り上げ、利益を上げる提案をしようと、テクノロジー、エンジニアリング、コンサルティングの3本柱を打ち出す。具体的には技術指導、生産ラインのレイアウト・工場建設、さらにお店の収入を増やす商品企画だ。

 中でも、食肉製品の企画は、ある女子社員の言葉がきっかけ。「町のお肉屋さんを見捨てないでと言われました」と南社長。大型店の出現で、町のお肉屋さんは厳しい状況に追い込まれている中だった。

 女子社員を含めた4人のプロジェクトチームを発足。町のお肉屋さんが、儲かるビジネスを考え始めた。その1つが、お店から出る端材肉の有効活用。ハム、ソーセージ、ベーコンづくりを提案。本場ドイツの老舗ともコラボし、本場のスパイスも提供する。

 社内のテストキッチンでつくったサンプル商品を町のお肉屋さんが消費者に販売。反応を確認し、お店が本格的に商品化することになると、製機などの関連機械も購入してもらえるという戦略だ。

 ところが、機械でなくオリジナルのハム、ソーセージなどを供給して欲しいという声が相次ぐ。現在、テストキッチンでソーセージ類をお客様に提供しているが、このままではお客様の要望に応えきれないため、近く本社敷地内に新たな加工工場の建設も計画しているという。

 また、お客様の声を直接聞きたいと社長のアイデアで、大阪市内に自社製造したハムやソーセージを取り入れた肉バル「Anfang(アンファン)」をオープン。

 地元住民からの要望もあり、地域活性化の想いを込めて11月には本社工場近くに食肉製品を販売するショップを兼ね備えたテストキッチンを建設する。


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三田理化工業社長 千種 純さん

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