ネッツトヨタ兵庫(TEL;078・371・3131)は、まるで阪急電車のようなフォルクスワーゲン製の「阪急ビートル車」を製作、話題を呼んでいる。展示だけでなく、今後は代車用に貸し出すサービスも検討している。
ネッツトヨタ兵庫では、フォルクスワーゲン車も扱い、姫路に続いて神戸西、垂水、昨年3月には宝塚に販売店を出店。「阪急電鉄所有の土地で、宝塚歌劇場に近い一等地です。何かアピール出来ないかと阪急電車が閃きました」と、西村卓也社長。
阪急電鉄の承認を取り技術部の協力を得て、販売車「ビートル」を阪急電車のようなイメージに変身。シートも電車で使っているものと全く同じグリーンでカバー。吊り革も電車と同じものを使用した。
外部の助けも借りて、内装の木目調パネル、外装のあずき色も阪急電車により近い色を探し出して採用。見た目は、阪急電車のような自動車をつくった。
昨年10 月から宝塚店のショールームに飾ったところ、電車好きの子供たちや大人から、阪急電車のような自動車と大反響。徳島など他府県から見学に来る人もいるほどだ。
ビートルの新機種が発売されたこともあり、バージョンアップした「阪急ビートル車」2代目を検討。今回は、「シートもカバーではなく阪急電車のシートと同じにしたい」とこだわる。地域のイベントでの展示、代車用にも貸し出すなど、阪急ビートル車の活用を考えている。
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