“ 知行合一 ”の元気経営　ドローンビジネスにも挑戦！　実行力を重視　多角化戦略展開

ツボサカ機鋼

2017年7月19日

　工作機械周辺設備、機械工具を手掛けるツボサカ機鋼（ＴＥＬ；０７９・２９７・１０７１）は、実行力重視の知行合一”の精神で元気経営を進める。太陽光発電に続いて、この夏にはドローンビジネスにも挑戦する。

　「知っていても行動に移さなければ何もなりません。知って実行してこそ真知なりです」と、知行合一を説くのは壷坂康裕社長。

　姫路市で工具商社としてスタート。今では、ボルテックとT Gテックのモノづくり２社、海外では、タイとインドネシアで日系企業向けの工具販売会社２社を持ち、グループ化している。

　また、取引先２社の工場屋根を借りたユニークな太陽光発電事業、産業用ロボッ事業、航空写真撮影事業にも進出。“知行合一”をバックボーンに、多角化戦略を進めている。

　その一環で、この夏には測量事務所、ドローン操縦会社とコラボして、ドローンを活用したビジネスに乗り出す計画。ドローンを利用した土木の測量事業、さらにドローン体験コースや操縦者養成スクールも開講、総合的なドローンビジネスを始めたい考えだ。

　このほか、親孝行した社員には３万円プレゼントなどの労務管理制度、５月と１２月には本社前での地域貢献のお花の即売会などユニークなイベントも行う。「２０２０年で創業５０周年を迎えます。良いと思うことに挑戦し年商５０億円を目指したい」と、知行合一で実行力のある実践経営に磨きをかけている。