◎新しいことやらんと
いつも通り、ずっと同じことをしていては、今の時代、なかなか勝ち残ることは出来ません。何か、新しいことを考え、やらなければなりません。
新しいこと?ついつい難しいことを考えてしまいます。すると、時間もお金もたくさん掛かってしまうことになり、考えただけでしんどくなってしまいます。
◎ちょっとした工夫
でも、大事なのはフットワークを軽くして、ちょっとした工夫をすることです。新商品の開発だって、あまり難しく考えすぎると、あまりヒットには結びつきません。
ちょっとした思いつき、アイデアでも十分です。先日、お邪魔したのはノシ袋の会社さんでした。こちらの社長さんも、アイディア豊富でし。
◎方言ののし袋
普通ののし袋だけでなく、ちょっと変わったのし袋をつくっては、ヒットを飛ばしています。まず、やられたのが地方の言葉をあしらったのし袋でした。
「オカンありがとう」「おおきに」などの地元弁です。関西だけでなく、広島、鹿児島弁、関東まで全国の地方の言葉での感謝ののし袋をつくられました。
◎100万円ののし袋
続いて、開発されたのが表面的には、何の変わりもない祝儀袋です。でも、従来の祝儀袋を一新されたもので、大ヒットを飛ばされました。
その祝儀袋とは、100万円の束が入るとものでした。100万円の厚みは、どこかの政治家が言っていましたが、コンニャク程度の厚みがあります。街で売られている祝儀袋、まずは100万円ほどの厚い束になると、入らないのです。
◎お金持ちの高齢者増加
これまでの常識では、張り込んで包んでも10万円程度。芸能人でもあるまいし、100万円を包む人はそんなにいませんでした。
でも、今は違います。おじいちゃん、おばあちゃんのお金持ちたくさんいます。孫やひ孫が結婚する、家を建てるというと、100万円を入れる人が増えているのです。
◎金、銀、銅色の金封
そこに目につけて、100万円の束でも余裕で入る祝儀袋を発売すると、大ヒットしたそうです。常識を破る発想が大切です。
さらに、今回開発されたのが 、褒賞金などを入れるユニークな金、銀、銅色の金封です。きっかけは、オリンピックでした。
◎オリンピックの乗り
金銀銅のメダルをもらっているのを見て、金封にも金銀銅色があってもと思われました。金色、銀色、銅色の金封を販売されました。
オリンピックのノリで、社員のやる気を引き出すことが出来ます。金封には短冊で表彰名、名前も記入出来ます。従来、金封の下の段はお金をあげる人の名前が書かれていました。
◎表彰状のような金封
でも、こちらの短冊は、もらう人の名前が書かれています。まるで表彰状のような金封でもあります。もらった金封、今までならお金を取ると、袋は簡単に捨てられていました。
「金封の袋を簡単に捨てるのはもったいない」と、長く飾れるのも特色です。なるほど、金封だってひと工夫すると、新商品が出来るのです。
◎AI活用しよう
難しく考えすぎずに、ちょっと工夫しましょう。一休さんのとんち力。明るい一休さん(AI)が中小企業を救います。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞