◎モノづくり現場でも女性
女性の活躍が目立ちます。取材でも、最近はかなりの比率で女性が増えています。トラックの運転手、モノづくりの現場で工作機械を動かすスタッフでも女性の姿が見えます。
会社だけでなく、個人でも頑張っている女性が増えています。先日取材しましたベテラン歌手も、そんな元気な人でした。
◎女性歌手が社会貢献
あえてベテランと表現しましたが、まずまずご高齢の方です。何をやっておられるか?実は、社会貢献活動でした。
盲導犬の育成団体に20年以上にわたって寄付を続けておられます。そして、最近、大阪市内の区長さんから表彰もされました。
◎芝居で大事なのは声
良い機会なので、取材させていただきました。お話を聞いていると、もともとはお芝居をされておられました。藤山寛美さんの舞台にも出演されておられたそうです。
その方が、どうして歌手になられたのか?ちょっと気になるところです。そこで質問したところ、「舞台は1に声、2に顔、3に芝居の技と言われます。まず声が大事なのです。そこで歌の勉強もさせてもらいました」と、おっしゃいました。
◎チャリティショーを開催へ
東京へ行かれて歌の勉強もしっかりとされました。そこから歌手の道へ進まれたそうです。ある時、盲導犬の協会に寄付さているレコード店の店主に出会い、共感されて寄付を始められたそうです。
「私も何か社会にお役に立てないか。自分が出来るのは歌を歌うことなので、チャリティショーを開催しようと思いました」と。20数年前から盲導犬のためのチャリティショーを開かれました。
◎1000万円の大台突破
「人集めも大変ですし、会場代、スタッフの費用も要ります。赤字の時でも寄付活動は続けました」と、立派です。この方の活動に賛同され、多い時には500人も参加されたそうです。
その結果、今年は何んと寄付総額が1000万円の大台を突破されました。凄いことです。
◎社会貢献の輪が広がる
その裏には、チャリティショーの活動に共感されたある人が、大口の寄付をされたこともありました。社会貢献の輪が広がっています。
さらに、この方は剣道と同じジャンルに入る杖道もやっておられました。これも、芝居の延長線上にあったのです。
◎全国初の7段を獲得
「芝居では立ち回りもあります。その練習にと杖道を始めました」と。全国で女性で初めて7段を取られた凄い方でもありました。
この方の人生には、舞台と芝居が大きな影響を与えていました。好きな芝居のためた歌や武術を学ばれ、今の存在になっているのです。
◎好きこそ、ものの上手
企業経営も一緒。好きなことを始めましょう。「好きこそ、ものの上手なれ!」。好きで始めた中に、ビッグなビジネスチャンスも眠っていると思いますよ。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞