⇒ 勢いがありますね。
「今から20年前、32歳で社長を引き継ぎま した。従業員、取引先、お客様のことを考えると事業を拡大しなければと思いました。当時年商が100億円でしたが、100倍にし ようと」
⇒ 1 兆円です。
「そう、そこで計算しました(笑)。父と同じ65歳で社長を退任するとしたら、毎年15%伸ばしていくと達成できるのです」
⇒ それには。
「やっぱり従業員のやる気をどう高められるかです。報告、連絡、相談の〝ホウレンソウノート〞を全員に渡しています。毎日ではありませんが、それでも1日30-50冊の提案や思いが届きます。私が必ず読んで返信しています」
⇒ さらにM&Aも。
「大阪南部のトリオト、その後、愛知県、岐阜県の地方スーパーを買収しました。周りの反対を押し切り、買収店舗のスタッフを増やします。当初は赤字が膨らみますが、教育をしっかりしますと利益が出るようになりました」
⇒ 地域貢献にも力を。
「社会奉仕は創業以来の思い。日本 テレビの24時間募金にも協賛していますが、一生懸命ではなく従業員も私も楽しみながらやっています。日本女子サッカーチームコノミヤ・スペランツァ大阪高槻のオーナーにもなってます」
⇒ スーパー経営で大事な点は。
「まず、既存店を大切 にすること。売り上げよりも客数を絶えず意識しています。お客様に合わせて店舗も変わらないと生き残れませんね」
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞