明けましておめでとうございます。今年もこのコラムよろしく願いします。
◎スタートして18年
産経新聞グループを退社、日本一明るい経済新聞を本格的にスタートして18年目になりました。
お陰様で多くの人に支えられ、ここまで続けることができました。これからも新聞発行だけでなく、いろんなことに挑戦したいと思います。
◎モノづくり大国から変化
新年の新聞もAI、Iot、ロボットなどの活字が躍っています。世の中、どんどん変わって来ました。その時代の変化にどう対応し、進化できるかが問われます。
日本はこれまでモノづくり大国と呼ばれ、高品質の製品を世界に輸出して来ました。それが、日本の誇りでもありました。でも、時代の変化で、そうでも無くなって来たのです。
◎モノづくりだけでない
マイナスの見方でいうと、中国をはじめとするアジアがモノづくりで力をつけてきたため、日本の競争力が弱まったことが挙げられます。プラス面では、日本の観光の魅力が世界から認識、モノづくりだけでないことが分かって来ました。
近の急増する訪日外国人観光客を見ていると、これからはモノづくりだけではないことを実感します。AIなどもIT関連、健康、癒しビジネス、インバウンドビジネスなどが注目されそう。
◎お金の使い方変わる
消費者のお金の使い方も大きく変わって来ました。今までなら、手にしたお金で家電製品、自動車、家などのモノを購入していました。豊かになった今は、生活に必要なものはある程度揃っています。
はや、欲しい生活必需品的なモノはあまり必要無くなっています。どっちか言うと、邪魔です。要らないモノを捨ててシンプルに暮らしたいのです。
◎好きなものにお金を使う
でも、もったいないから捨てられないだけ。自分では捨てられないので、人が代行して捨てるビジネス、片付け屋さん、整理屋さんのビジネスまであります。
モノに代わるのが、趣味やレジャーの世界です。消費者はそちらにはお金をつぎ込みます。食事を削ってでも、好きなことを楽しもうとされます。
◎楽しむ消費の時代
こらからのビジネスはこちらでしょう。生きていくための消費から楽しむ消費の時代です。日本だけでなく、アジア全体にその動きになりつつあります。
人を楽しませるにはモノだけでなく、癒し、感動、精神的な充足です。健康もその領域に入ります。実は日本は、この領域でも得意分野です。
◎絵に描いた幸せはない
子供の教育も今までとは違って来ました。勉強ができて有名国立大学へ進学。大手企業に入って幸せな生活。そんな絵に描いたような幸せは、どこにもないことに気づきました。
ゲームは今やeスポーツとなり、年収何千万円も稼ぐ、プロが出ています。大手企業の社員より、良い収入です。
◎女子高生がアイドルに
ダンス好きな女子は、ダンスをやれば良いのです。高校のダンス部の女子学生が、紅白に出場しアイドルになろうとしています。
モノづくりと同じで勉強だけではありません。世の中変わっているのです。新しい発想で2018年に挑戦したいと思います。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞