セ キ セイ(TEL;06・6621・2331) の 西川雅夫会長は、問題意識から新ビジネスをつくる「なんでやねん」シリーズの第3弾、「超なんでやねん」を出版。昨年末に大阪市内で創業85周年記念出版会を開催した。
古希を迎えた西川会長、「なんでやねん」の発想でオンリーワンの新商品を次々と開発、ヒットを飛ばす。10年前、5年前に「なんでやねん」「新なんでやねん」を出版し話題を集めた。
その集大成とも言える第3弾が「超なんでやねん」。四六判上製本224ページ、7章に分かれて、西川会長のユニークな発想の秘密が詰まっている。
1章では、2016年の伊勢志摩サミットで西川会長の輪島塗ボールペン「雅風」が採用されたなんでやねんを披露。このほか、知っている、出来ると言いながらしないのはなんでやねん。殿ご乱心が、殿あっぱれに変わるのはなんでやねん。
各章ごとに、なんでやねんで問題点を探る。最後の7章では「なんでやねん」と考疑心を持てば、「志」が生まれ、全力疾走出来るのは、なんでやねん、と締めくくる。
ニトリホールディングス会長の似鳥昭雄さんも、「デザイナー、商品開発者必読の書、この世の中、『なんでやねん』と思わないと新商品は生まれない」と、書評で西川会長にエールを送っている。本体価格は1500円 + 税。出版社は書肆侃侃房。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞