2018年
1月29日午前7時50分放送
「老舗鮮魚店、新たな販路を開拓」
尼崎市の住宅街にある鮮魚店です。毎日100種類の新鮮な魚を仕入れています。
こちらのお店は116年前に創業。以来、個人のお客様を中心にした商売をされて来ました。しかし、スーパーなどにおされて、徐々にお客様が減ったそうです。
そこで10年ほど前から料理店や保育所など業務用の販売に力を入れ出しました。今では売り上げの9割が業務用の需要になっています。
こうした業務用の販売を支えているのが、魚の下処理サービスです。手作業で骨を抜いたり、ヒラメの皮をはぐなどの加工をされます。飲食店では、こちらの魚屋さんに下処理サービスをしてもらったことで、お店では調理するだけですみ、作業時間が大幅に短縮できたそうです。
また、一般の個人客には月に一度「お魚ゼミ」を開催されます。魚の上手な買い方やさばき方、調理方法を教えています。裾野をひろげることで、鮮魚店のビジネスはまだまだ伸びしろがあると期待されていました。
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