フジワラ産業(TEL;06・6586・3388)は、ミサイル、放射能、火山噴火などの脅威に対応する「大規模災害用シェルター」を開発、話題を集めている。
時代のニーズをいち早くキャッチして話題の商品を開発するのがフジワラ産業。これまでも、津波避難用タワー「タスカルタワーA」などユニークな製品を次々と世に出し、ヒットを飛ばしている。
そんな中、北朝鮮のミサイル発射など、このところ日本での危機感が高まっていることに対応、大規模災害用シェルターを商品化した。突発的な噴火災害に備えた噴石シェルターをベースにしたもので、火山噴火による噴石の飛来や落下から防護する。
自然災害だけでなく、ミサイル脅威にも立ち向かう。「ミサイルや核兵器の爆心部での破壊力は強大ですが、周辺の地域はシェルターが生存可能性を高める手段として有効です」と、藤原充弘社長。
噴石、高熱、粉じんに対応できるシェルターだ。放射能対策としては、空気浄化装置と1-2週間の滞在に必要な水・食料・衛生用具の備蓄などもできる。
今後は、火山噴火の自然災害から、北朝鮮のミサイル向けの「核シェルター仕様」での設計も受注したい考えだ。
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