◎世の中、ペットブーム
世の中、ペットブームです。ワンちゃん、ネコちゃんを飼っている方がたくさんおられます。そういうボクも、何を隠そうワンちゃん、ネコちゃん、小鳥も飼っています。
一人暮らしの高齢者さんの多くは、ワンちゃん、ネコちゃんのどちらかを飼われてます。うちの近所ではメダカも飼っておられます。まるで自分の子どものような雰囲気で一緒に暮らしておられます。
◎エキゾチックなお店
先日は、堺のホームセンターの中にあるペットショップを取材して来ました。ただ、こちらはちょっと雰囲気が違うペットショップでもありました。
そう、よーく見ると普通のペットショップで見かけるワンちゃん、ネコちゃんが全くいません。オーナーさんがおっしゃいます。「うちの店はエキゾチックアニマルのお店です」と。
◎ワンちゃん、ネコちゃん以外
エキゾチックアニマル?初めて聞いた言葉でした。何かエキゾチックな雰囲気です。「ペット業界ではよく使います。ワンちゃん、ネコちゃん以外のちょっと変わったペットのことです」と。
なるほど、お店を見渡すと熱帯魚、メダカから爬虫類、小動物、昆虫、小鳥、ウサギ、ヘビ、カメなども売っておられます。「店の奥にはまだまだいますよ」と。
◎500種類の生き物
え!まだまだ珍しいエキゾチックアニマルが…。教えていただきました。モモンガが96匹、ジャコウネコの一種ジェネット、カワウソ、世界最大のウサギ。
さらに、ザリガニが約10種類、毒蜘蛛のタランチュラ、ドイツ産やイタリア産ダンゴムシなどなど。その数はざっと500種類、3000-4000匹に及ぶそうです。
◎イベント、テレビで活躍
お店で販売だけでなく、店舗外でも活躍されていました。5月5・6日京セラドーム大阪の「みんな大好き!ペット王国2018」では、エキゾチックアニマルをプロデュース。
このほか、小規模イベントの集客目的に小動物を貸し出すサービスもされていました。料金は5万円から対応されます。また、テレビの動物番組の制作にも協力されておられるそうです。
◎オーナーは昆虫のプロ
オーナーさんは、今では昆虫のプロフェッショナルとして活躍、この業界では知られた存在です。連載漫画の中でも登場するほどで、エキゾチックアニマルの博士のような人です。
どんなお人なのか?気になったので、ちょっと経歴をお聞きしました。そうしたら、びっくりの答えが返って来ました。
◎銀行マンから大変身
「もともと銀行マンでした」とおっしゃいます。銀行に7年間勤めておられたのですが、ペットショップで昆虫を見たのがきっかけで、人生が変わったそうです。
昆虫にはまってしまい、海外に昆虫採集も出かけられたそうです。そして、銀行を退社して昆虫のお店を始められたのです。
◎四国からもマニアが
これだけのエキゾチックアニマルをそろえておられるお店は、大阪でもほとんどありません。四国や姫路からもマニアが集まるそうです。
何100万円もする動物を販売されることもあるそうです。確かにペットは、ワンちゃん、ネコちゃんだけではありません。よそとは違うペットショップは、繁盛していました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞