◎暗いニュースが多いメディア
変わった社名の会社は世の中にはたくさんあります。まあ、ボクがやっています新聞「日本一明るい経済新聞」だって変わった名前です。
日本の新聞は暗いですからね。明るいニュースと暗いニュースがあったら、どっちを大きく扱うか?間違いなく暗いニュースですよ。
◎明るいニュースで元気づくり
倒産した記事ばかりでは、元気が出ません。こんな厳しい経営環境でも頑張って、利益を伸ばしている会社の話は、「せやな、おれも頑張ったろか」と、勇気、元気づけになります。
だから、日本一明るい経済新聞です。明るい経済ニュースで、日本の景気を良くしようという思い込めて発刊しています。
◎ユニークな調査会社
ちょっと長くなりましたが、名前には経営者の熱い思いが込められているのです。先日、お邪魔した会社の名前も変わっていました。名前を聞きだけで会社のお仕事がすぐに分かってしまます。
その社名は、なんと「初恋の人探します社」でした。初恋の人を探し出してくれるユニークな調査会社です。
◎今年で創業30年
初恋の人だけでなく、中小企業にとって大事な人材探しのお手伝いにも取り組み、企業の元気づくりをサポートされていました。
大阪市内に拠点を置き、思い出の人の所在調査を目的として創業、今年30年を迎えられました。さすがに初恋の人探しだけではビジネスにはならないので、尾行や浮気調査など一般的な探偵調査の仕事も行っておられました。
◎毎月コンスタントに依頼
「今でも仕事の4割強が初恋の人探しの依頼です。毎月コンスタントに問い合わせ、依頼がありますね」と女性社長さん。こういう商売は、やはり女性です。
男性はどうしても論理的な発想をしてしまいます。男性なら初恋の人を探すのにそんなにお金を出す人どれだけいるの?と、まず市場を考え、ムリと判断します。
◎当初は反応がなし
でも、女性は違います。それ、面白そう。きっと喜んでもらえそう。と、感覚的に考えて実行に移されます。
で、この女性社長さんは実際に始められたのです。街でチラシを配ったり、北新地のお店にもチラシを持ってPRされました。当初は、全く反応がなかったそうです。
◎幅広い層から依頼
そうしたら新聞記者がその情報をキャッチして、「これは面白い」と、記事にしてくれたそうです。そこから仕事の依頼が舞い込むようになったのです。
今も若者、中高年の幅広い層からの依頼があり、初恋の人が今も元気か、会って謝りたい、お礼を言いたいといった要望が多いとおっしゃいます。初恋の人を探すお仕事が成立しているのです。
◎法科大学院で勉強
初恋の人を探してどうすの?と思いますが、大半の人は今どんな生活環境にあるのか、知るだけで満足されるそうです。実際に会いたい、という人はあまりおられないようです。
この社長さんは、「この仕事を続けて行くためには法律のことも、もっと知っておかなければ」と、関西大学法科大学院入学、修了され、法務博士号も取得されました。初恋の人探しから発展、今は中小企業の人材探し、信用調査など多彩な仕事もされています。
◎ビジネスは予期せぬことから
人探しが発展、初恋の人だけでなく、人で不足に困っている中小企業人材探しのお手伝いもされていました。ビジネスは予期せぬことから発展します。あまり理詰めにやらないほうが良いように思います。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞