竹原編集長の明るいコラム

『若者は中小企業へ行こう!』(Free)

2019年3月16日

◎大手企業で特ダネ

新聞記者時代は、どうしても大手企業の取材がほとんどでした。日本の大手新聞社では、今も変わりませんが、特ダネ史上主義です。他紙より早くスクープすることに、大げさに言えばイノチをかけていました。
デスクもそれを求めて、記者に叱咤激励し特ダネを強要されます。今のようにインターネットなんて全くない時代。特ダネが購読者を増やすことになるので、毎日特ダネ競争に明け暮れていました。

◎中小企業は時間があれば

ボクも、入社以来大企業のスクープが主な仕事になっていました。株価にも即座に影響しますし、やっぱりやりがいがあります。広報もしっかりしていますからね。
中小企業の取材は時間がある時に、少しやる程度でした。今から思うと申し訳ありませんでした。でも、その後、気づいたのです。大企業の社長はみんな同じ。中小企業の社長はユニーク。

◎中小企業が面白い

大手企業のスクープ取材より、中小企業の取材の方が面白いことに。だから、まだ新聞社に在職時から中小企業専門の新聞づくりを始めました。
もう20年以上も前から、中小企業に特化した新聞発行をしています。そんな中、最近思うことがあります。それは、中小企業の経営者の考え方が少し変わって来たようです。

◎規模を大きくしたくない

ソニーやパナソニックだって、以前は皆んな中小企業でした。戦後の復興の中で会社を大きくしたいと頑張って、世界で活躍する大手企業に成長させて来ました。
ところが、最近の中小企業の社長さんで、過去のような会社をもっともっと大きくしたいという思いが少し弱くなっているようです。「あまり規模を大きくしたくありませんね。みんながハッピーで楽しめる今の規模で十分だと思います」とおっしゃいます。

◎大きくなるとしんどい

お店を増やす、事業を拡大する。あまりやりすぎると、経営者も従業員もしんどくなり、結局、幸せ感がなくなると。
確かに、会社は何のためにあるのかという深い問いです。たくさん利益を上げて、会社も大きくなる、従業員の給料も上がる。一見、幸せそうに思えますが、現実はなかなか厳しいです。

◎1人で何役もが楽しい

電車通勤されているサラリーマン、OLを見ていてもあまり楽しそうではありません。給料が上がった分、ストレスも上がり、精神的にしんどくなる人が増えているようです。特に大手企業ほどその傾向が強いのです。
その点、中小企業さんの現場をまだ楽しそうです。1人で何役もこなさなければなりませんが、それが楽しいのです。

◎やりがいは中小企業

大手企業におられた人が、退職して中小企業に行かれてイキイキと仕事されている方も、よく見ます。まさに中小企業の時代が来たのです。
やりがいを思うと、中小企業です。自分を成長させたければ、
中小企業です。人生は安定より、やりがい、生きがいです。若者はもっと中小企業に目を向けるべきだと思います。


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