竹原編集長の明るいコラム

『復活!日本的経営』(Free)

2020年1月25日

◎ふあッと感で納得

どうすれば会社が儲かるか?論理的に経営戦略を立てて頑張る経営者。もう一方は、あまり論理的ではなく、感覚的というか風の流れるままに経営される方もおられます。どちらの経営が良いか?なかなか分かりません。
社員さんにとっては、あまり論理的に追い込まれると、段々やる気を無くされて、結果はマイナスになってしまうこともあります。逆に温かみのあるふあッとした感じで言われると、納得してしまいます。

◎冗談で笑わせ反感なし

関西の経営者では、このタイプの方が多いです。女子社員に軽口をたたいたり、冗談でいつも笑わせます。でも、おっしゃっていることは、結構厳しいですが、反感は持たれません。
先日、訪れた会社は組み立て、検査などの軽作業のお仕事をメインにされていました。従業員の7割が女性で、現場で作業をされています。

◎受注先から大きな信頼

最近では、大手化粧品メーカー、製薬会社の仕事も受けておられました。品質、納期などをきっちりと守っておられます。受注先から大きな信頼を得ておられました。
女子スタッフ中心の職場を以前も取材した経験があり、人間関係などで社長さんが大変苦労されていました。そこで、こちらの社長さんに、「女性の職場は大変でしょう?」とお聞きしました。すると意外な答えが返ってきました。

◎ほとんどは誤解です

「いやいや、そうでもありませんな。人間関係がまずくなってあの人とは仕事が出来ないと文句言って来ますが、ほとんどは誤解です。話しているうちに仲良くなりますよ」と。いやいや、そんなにうまくいけるものなのか?納得出来ません。
実はこの社長さんのキャラクターもあるのです。ボクとのインタビューでも、難しいこと聞かれても、ボクは分かりませんからねと、煙幕を張られます。そして、冗談を連発、雰囲気を和らげます。

◎うちは家族的な会社

多分、こんな雰囲気で女性スタッフにも対応されているのでしょう。ある時は、自分の奥さん、ある時は自分の娘さんのような感覚で、コミュニケーションをとっておられるのです。
この社長さんは、インタビューの1番最初におっしゃったのが、「うちは家族的な会社ですわ。みんな家族なんです」と。家族だからこそ、お互いに言いたいことをぶつけ合い、誤解があればそれを修復されます。

◎ガバナンスは必要ない

町工場には、ガバナンス(企業統治)と言ったカッコ良い言葉は必要ありません。社長の思いをみんなが共有して、和をもって仕事に当たっているのです。家族的経営が、今後見直されると思います。
復活、日本的経営に期待したいです。


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