2021年2月1日午前7時50分放送 「“甘くない逆風”砂糖メーカーの挑戦」
訪ねたのは大阪市浪速区で100年以上にわたって砂糖の製造販売を行う会社です。家庭用か大手菓子メーカー向けの業務用にも販売しています。
国内の砂糖の消費量は、ピーク時の半分以下に落ち込んでいます。でも、こちらの会社では年商40億円と順調に業績を伸ばしています。
その理由は、独自の商品展開です。お菓子作りや料理など幅広い用途で使えるパウチタイプの黒糖みつ、和三盆のみつをブレンドしたミネラル豊富な砂糖。さらに、災害時の非常食としても注目の一口サイズの黒糖など。これまで70種類以上の商品を開発しています。
町のお菓子屋さんから注目されているのが、50日間固まらない粉糖です。砂糖を20ミクロン前後まで粉砕、さらに固まりにくい形にすることで、純度100%のまま仕上げることに成功しました。
大阪市内の洋菓子店では、この砂糖を使ってバレンタイデー用のトリュフショコレートに砂糖をまぶしたお菓子をつくっていました。試食させていただきましたが、くちどけも良く、すっと溶けて行きました。
今回はコロナ禍の非常事態宣言中ということもあり、スタジオ入りはかなわず、ロケ映像とナレーションでの出演となりました。
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