丹生堂本舗(電話06・6752・1985)は、チョコ、グミ、ラムネなど自社の駄菓子をセットにした知育菓子を初の自社オンラインショップで発売。個包装の特色を活かして海外販売も強化、コロナ禍での駄菓子販売の攻勢をかける。
1953年の創業。大阪市生野区に本社工場、第2工場を持ち、チョコ、グミ、ラムネを3本柱にした駄菓子の製造を行う。金型づくりから一貫した生産体制を構築、独自の容器成形ラインで衛生的な個別包装のプラスチックパックで提供。
繊細で高品質な美味しい駄菓子を低コストで提供できるのが強み。チョコを中心にOEM供給する一方、丹生堂ブランドでも販売し、子どもたちの人気を集める。
「60種類以上の多彩な駄菓子があり、コロナ禍おうちで楽しんでもらいたいと消費者に直販する商品を開発しました」と、商品開発・広報担当の西葉菜好さん。昨年末に簡単組み立てのミニチュア駄菓子屋さんBOX「駄菓子屋さんごっこ」を発売した。
ボトルグミ、工具チョコ、ビッグベアーズラムネなど、駄菓子の中でも人気商品11種類がセット。10円、12円、20円、50円の値段が付けられ、お買い物の勉強ができる。また、クジの景品としてゲーム遊びにも使える。値段は280
円。ネコポス便で直送する。
一方、日本の駄菓子は海外でも人気で、現地企業とコラボした中国をはじめ、韓国、香港、台湾などでの輸出実績を持つ。「コロナ禍で海外でも安心安全な個包装のお菓子が注目されそう」と、今後は輸出にも力を入れたい考えだ。
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