◎相変わらず文春砲が炸裂
相変わらず文春砲が炸裂しています。総務省の接待疑惑が広がり、政官民含めてズブズブの関係が明らかになっています。
訳のわからない言い訳ばかりですが、今までは誰も問題とは思わない普通のことでした。宴会、懇親会は悪いとは思わない、当たり前の日常だったのです。
◎特ダネは週刊誌
そう、ニューノーマル。世の中の常識が変わったのに、それについて行けなかったのです。そこを文春砲がうまく放ったのです。
最近の世の中を動かす大きな特ダネのほとんどは、新聞やテレビではなく週刊誌です。昔なら野党の政治家が、国会で爆弾質問をして、大きな影響を与えていました。
◎無視しても良いのに
今は、特ダネは新聞やテレビ、政治家ではなく週刊誌がリードしているのです。テレビや新聞が文春砲の後追いをしたニュースを流します。文春の新聞広告が、ニュース記事よりも早く発信されています。
政治家が文春の記事を見て与党や役人に詰め寄っています。新聞、テレビ、政治家が週刊誌に負けているのです。プライドがあるなら無視しても良いのに…。恥ずかしいという意識がほとんどありません。
◎大手メディアから特ダネない
全国紙やテレビ報道記者に比べて、週刊誌の記者はかなり少ないし、正社員でもないフリーランスの記者も多いと思います。
それでも大手メディアからの特ダネはあまり出ません。いやいや、だからこそ大手メディアから特ダネがでないのです。今の体制内に取り込まれたメディアでは、この手の特ダネはないのです。
◎ズブズブのリークから
黒川元検事総長の略式起訴は、その象徴的な出来事でした。全国紙の新聞記者との賭け麻雀。これをすっぱ抜いたのも週刊誌でした。
大手メディアと政官は本来、ズブズブの関係にあるのです。巨額脱税、刑事事件、企業の不祥事などはリークから生まれた特ダネも多いです。ここは新聞やテレビが強い。
◎社員不祥事は大手優先
大手企業はメディアの主力スポンサーでもあり、悪い話はなかなか発信しにくい。小林化工など中小企業に対して大手メディアはなんの遠慮もなく、どんどん書いてくれます。
ただ、社員の不祥事となってくると、大手企業の社員は大きなニュースになりますが、中小企業は見過ごされがちです。
◎原点はカッコいいメディアではない
週刊誌の特ダネをネタにつらつら考えてきましたが、世の中大きく変わろうとするとき、メディアのあり方も変わらないと行けないと思います。メディアも原点の戻ることが大事です。
原点はカッコいいメディアではありません。瓦版のようなもの。ボクが愛読していた「噂の真相」です。そう、ウソのような本当の話、本当のようなウソの話です。
◎本当に日本一明るい?
これがメディアの原点。カッコいいメディアこそ大東亜戦争時の日本の新聞でした。日本一明るい経済新聞。本当に日本一明るいのでしょうか?
ウソ臭い中に真実が隠されていることもあると思います。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞