◎近畿から離れて講演
先日、久しぶりに近畿圏から少し離れたところで講演をやりました。新型コロナ感染拡大から講演活動もほとんど無くなりました。1月以来の講演です。
ただ、これまでのようなお客様の前での講演ではなく、急速に普及したリモートでの講演でした。大学の授業やセミナーでのミニ講演はリモートでも対応していますが、90分の本格的なリモート講演は初めてでした。
◎トラブル乗り越え開始
事前に準備をして自信を持って本番に臨みましたが、やっぱりトラブルが発生です。ボクの取材風景のビデオを流そうとしたのですが、なかなかうまく行きません。
開始時間の2-3分前になって、なんとかつながり写すことが出来ました。会場は地方ホテルで、モニターが設置されています。画面を通して見えた感じでは、ホテル会場には数人が参加されていました。
◎皆さんの表情分からない
大半の方は、事務所か自宅からの参加でしょう。こちらからはなかなか、皆さんの表情が分かりません。ちゃんと聞いてもらっているのか?それとも、居眠りしておられるのか?
笑い声も聞こえません。そう、全く反応がないのです。でも、しっかりと聞いてくれていると思い込むことにして、90分の間編集センターのパソコンのカメラに向かって話し続けました。
◎編集センターでの仕事再開
その後は大きなトラブルもなく、無事に講演を終了。皆さんの拍手をいただきながら、画面から退出させていただきました。
お客様の反応がほとんど分からないので、やった感はリアルに比べると、かなり低いです。無事に終わったという安堵感の中、編集センターでの仕事を再開しました。
◎移動時間の無駄省く
今までなら大阪駅から2時間かけて会場へ出向き、さらに現地から2時間かけて帰ります。講演時間を入れると6時間以上になってしまいます。
リモートなら終わった瞬間、もう編集センターに戻れるのです。これは素晴らしいことです。移動時間の無駄を完全に省くことができるのです。疲れもあまりありません。
◎リモートで1・5倍の仕事
これならリモート講演の方が楽やな、これからもリモート講演ええやないか、ついつい思ってしまいました。講演会場から一瞬にして戻っての仕事。今まで想像できない便利さです。
経営者さんもおっしゃいます。「これまで、2時間程度の会議のため、東京出張していましたが、リモートになって本当に助かりました」と。時間に余裕ができ、1・5倍の仕事が出来ていますと喜ばれます。
◎地域を気にせずに講演
確かに、リモートの効率化は想像以上です。ボクは今まで講演は日帰りを条件にしており、泊まりの講演は原則お断りして来ました。
でも、これなら北海道や鹿児島でも地域を気にせずに編集センターからつないで、講演が成立します。うまいことやると、講演の仕事を増やすことが出来そうです。
◎収録ビデオ講演も
飲食店がコロナ禍で、出前のデリバリーサービスでカバーしたように、ボクもリモート講演に力を入れようと思いました。それにはリアルではないリモートの特色を出すべきではと。
例えば、30分、60分、90分とあらかじめ録画した講演録を提供。後の質問タイムだけはリモートで生で対応をする。もちろん割安でね。
海外在住の方にも参加いただき、それぞれの国でのビジネス事情を対談風にするのも簡単に出来そうです。どこまで出来るか分かりませんが、夢が広がって来ました。今からリモート講演に挑戦です。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞