竹原編集長の明るいコラム

『時には無駄足の効用も』

2021年5月22日

◎こだわりの取材難しい

取材は簡単なようでもあり、難しい時もあります。とくに、こだわりを持っておられる方ほど、あれも聞いて欲しい、これも聞いて欲しいという思いが強く、大変です。
中でも食品関係、飲食店の経営者ほどこだわりが強く、大変なことがよくあります。飲食店などで良く言われるのが、まず私の料理を食べて下さいです。

◎お腹いっぱいでも美味しい

そして、その美味しさを伝えて下さいと言われます。食事をした後で言われると、もうどうしょうか?と思ってしまいます。でも、食べないわけには行きません。
無理でもいただきます。残すと失礼ですから「美味しい」と言って、キレイに食べなければなりません。これが礼儀ですからね。先日も、これに近いリクエストがありました。

◎山奥へ取材に

濃縮スープを開発したので、試食して欲しいということでした。本社は大阪市内にありましたので、軽い感じで良いですよと言ってしまいました。
でも、そこが大きな誤算でした。実はこちらの会社の試食研修センターは、大阪市内ではなくて兵庫県の山の中にありました。そこへ来て欲しいという依頼でした。

◎ついつい受けることに

「車で迎えに行きます。高速道路を使えば1時間足らずです。ぜひ、来てください」と、懇願されます。そこまで言われると、なかなか断れません。ついつい「わかりました」と受けてしまいました。
そして、週末に時間をかけて試食研修センターへ行って来ました。山の中の別荘のような雰囲気です。そこで、こちらが開発された濃縮スープを活用したラーメン、焼き飯などをいただきました。

◎気持ちを切り替える

周りは緑いっぱいです。雰囲気は最高のロケーションです。でも、ここで試食しないといけないのか?ちょっと疑問でした。材料も全て大阪市内から持って行きました。
うちの編集センターの小さな厨房でもつくれないことはありません。わざわざ、往復2時間もかけて遠出しなくてもと思ってしまいました。が、来てしまったからには楽しもう!と気持ちを切り替えました。

◎外の景色を見て楽しい

濃縮スープも大変美味しかったです。ラーメンだけでなく、野菜炒めに活用すると、良い調味料になります。業務用だけでなく、一般消費者にも使えそうです。
無添加で身体にも優しいスープでした。試食を兼ねた取材を終了して、また大阪の編集センターへ。本来なら車の中で原稿を書きたかったのですが、車酔いするため外の景色を見て楽しみ戻りました。

◎ポッカリ空いた時間過ごす

社長さんには、わざわざ来てもらったと大いに喜んでいただきました。ついつい取材でも、効率を求めてしまいます。でも、時にはムダと思える時間の使い方も大事です。
コロナ禍でメディア担当者さんは相当疲れきっています。時には何もできない、ポッカリ空いた時間を過ごす。無駄足の効用を実感しました。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】4/10^UP


▶魅力と驚きが詰まった作品展


三田理化工業社長 千種 純さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113