竹原編集長の明るいコラム

『忘己利他のイタリアン』

2021年9月25日

◎コロナで経営意識変わる

少し前まで若い経営者ほど、売り上げ、利益を上げるために努力や工夫をされていました。太陽光、カメラなどの訪問販売でガンガン、飛び込み営業をやる若い人が多くいました。
お父さんの借金を抱え、それを返済しながら頑張る若い人もたくさんいました。でも、このコロナ禍の前後から経営に対する考えが変わってきたような気がします。

◎社会に役立ちたい

良い暮らしをしたい、借金返済のためにビジネスをやる、そんな考え方とはまた違った若者が事業を始めています。社会を良くしたい、社会に役立ちたいと起業する人が増えているのです。
自然災害の後にボランティア活動をされる若者が増えているように、社会貢献しようと事業を始めているのです。なんのためにビジネスをやるのか?その答えが自分のためから利他のために大きく変わって来たのです。

◎儲けるためが不祥事に

もともと日本では、商売の原点は自分のためではなくお客様のためです。美味しいおはぎをつくるのは、たくさん儲けるためではなく、多くのお客様に喜んでもらうためでした。
それが戦後の日本経済成長の中で、欧米のように儲けるためへと大きく変わってしましました。儲かるためには安全基準の数値を改ざんしてもええやないか。大手企業の不祥事が相次いでいます。

◎社会を良くする若者

その日本経済を今後支えるべき若者が、戦前の商売人に近い忘己利他の気持ちでビジネスをやろうとしています。「社会を良くするのに国に頼っていてはダメ。持続可能な事業で収益を上げ、社会に還元したい」。こんな感覚の凄い若者がたくさんいます。
大手企業に就職せずにスタートアップ企業を立ち上げる高学歴の若者。また、飲食店、八百屋の若い経営者でも、同じような感覚で事業を進めておられます。

◎世界大会で2度優勝

先日、取材しましたイタリアンレストランのオーナー。イタリアで料理の修業をし、まだ30歳代です。イタリアローマで開かれたピッザの世界大会で2回も優勝されました。
その若者が大阪でピッザレストランを運営されています。壁やお店の一角にトロフィーなどが飾られています。ランチどきはいつもお客様でいっぱいです。

◎子供のピッザ教室

その若いオーナーが子供たちにピッザを振舞ったり、休みの日を返上して子供たちのピッザ教室を開催されます。まさに、忘己利他の精神を持っておられるのです。頑張れニッポン。


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