竹原編集長の明るいコラム

『日本はSDGsの先駆者』(Free)

2021年10月24日

◎新資本主義はよく分からん

岸田首相の新資本主義はイマイチよく分かりませんが、ビジネス環境が変わってきたのは間違いありません。戦後のお金儲け一辺倒のビジネスから、経営者の感覚が少し変わってきたようです。
新型コロナによる社会環境の激変、ISOの認証取得よりSDGsへの取り組みを重視する動きも、同じ流れにあります。欧州は、日本以上に進んでいるようです。

◎ようやく目覚める?

欧州では地球環境を良くするデモも頻繁に行われています。革マルやウーマンリブの街頭デモではなく、サステナブルな地球環境を守るデモです。人類がようやく目覚めつつあるようです。
ボクの中小企業取材でも、この数年、とくにコロナ禍から経営者の意識変化に驚かされます。SDGs、社会貢献、感謝の気持ち、お客様や従業員の幸せを求める経営者が目立っています。

◎ずっと続けられる会社目指す

先日、取材で訪れた飲食店でも、その流れを強く感じました。まだ30歳代の若い経営者さんです。
売り上げ、店舗目標数などは設けず、「ずっと続けられる」持続可能な会社を目指しておられます。会社を大きくするのではなく、店舗のクオリティを追求、変化に強い長寿企業を実践されていました。

◎品質にこだわる

お父さんの先代が創業。兵庫県を中心に「和牛ハンバーグ・ステーキ」など23店舗を運営されています。
ファミリー層を中心に人気店がそろっています。「都心部には出ません。個人店のようなクオリティを追求したお店です」と、品質にこだわります。

◎品質重視の姿勢貫く

人気のハンバーグは、工場でミンチにした肉を各店舗で独自に調理されます。厳しい目でハンバーグ職人を認定、資格者が調理できる仕組み。
「私も毎月お店を回り味をチェックしています」と品質重視の姿勢を貫かれます。

◎商売人は長く続く会社

「会社の目標はずっとやり続けること。リスクを負うような成長はしたくありません」と持続可能な会社を目指されます。まさに、SDGsの考え方と同じです。
会社を大きくするより、長く続く会社を目指されます。昔の近江商人、大阪船場の商人皆な同じです。

◎心の経営に重きを

まだ30歳代の若い社長さんが、その考え方で経営をされています。利益を上げるための効率経営から、世間良し、社会貢献、お客様や従業員に喜ばれる数字より心の経営に重きを置かれます。
その結果として、長く続けられる長寿経営が実現します。日本には100年企業が3000社以上あり、毎年増え続けているそうです。世界でもダントツの長寿企業国です。SDGsの先駆者だと思います。


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