じゅうたんラボ(06・6261・7003)は、大阪市中央区・堺筋本町にあるラグ専門店。自然素材の長く使えるペルシャ絨毯をはじめ、様々な絨毯をリーズナブルな価格で提供、インテリアに関心のある層から人気を呼んでいる。
コロナ禍の中、2年前に中央区久太郎町1丁目、総合卸「fanbi寺内」横のオフィスビルの地下でオープン。「百貨店のペルシャ絨毯のような超高級価格ではありません。ちょっと奮発して買っていただける手の届く価格帯で販売しています」と。
ウールやシルク素材のクラシックなペルシャ絨毯のほか、遊牧民が織るギャッベ、トライバルラグなどを揃える。他にも各国の手織り・機械織りの絨毯を店内に300種類を常時展示している。
特にギャッベは、超高級なペルシャ絨毯に比べ、毛足が厚く織りも粗いが、砂漠の温度差にも対応する実用派。遊牧民の素朴なイメージ、柄も若い世代には「カワイイ」と人気だ。30-50年と長く使え、ウールは土に還って肥料にもなるサステナブルなラグ商品でもある。
本店のほか、東大阪市本庄西1丁目の倉庫では、不定期に約2000種類のラグを出品した大規模な倉庫市を開催。大勢の人で賑わっている。
「若い人で絨毯に関心を持つ人が増えています」と、スタッフさん。有名人がフェイスブックやインスタグラムなどで絨毯の良さを発信するなど、サステナブルな絨毯が密かなブームになりつつある。
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