元新幹線の運転士で、三田市の國谷陽子さん(miraie.Yokko.2031@gmail.com)は、子育て中のママを対象に「わくわくママの教室」を4月からオンラインで始めた。プラス思考で明るく前へ、“ママの夢”を走らせようとしている。
國谷さんはJRに15年間勤務、その間新幹線の運転士など花形の仕事に就く。その後、出産して復職するが、忙しい生活が続く。ある時、娘のひなたちゃんから、「お母さん笑って!」とショッキングな言葉を投げかけられる。
「自分のことを犠牲にし、子どもや家族のために無理している自分の姿に気づき、JRを辞めました」と。ご主人と相談し、住居も尼崎から自然環境豊かな三田市に移住。1年間保育園で子どもたちとの接し方などを学ぶ。
健康管理士1級指導員、ポジティブ心理学講師、子育て支援員の資格を取得。「子育て中のお母さんは、私と同様に仕事や家庭のために奔走、疲れています。一緒に少しでも癒されて欲しい」と。
そこで、子育てママに親子で自己肯定感を育み、わくわく感を甦らせる教室を開講した。
2週間に1回で、4カ月の合計8回のコース。健康・食育、自分の居場所などを学ぶ。その1つにご主人の雄太さん専門の「予祝(よしゅく)」も。夢を叶えた姿をイメージしてわくわく、夢を引き寄せるメソッドだ。
「教室を通じて三田市でわくわくするママをあふれさせ、地元を元気にしたい」と、地域活性化に貢献しようとしている。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞