
テクリコ(☎ 06・6343・8450)は、関西医科大学と共同でMR(複合現実)を活用したリハビリ治療のトレーニングアプリ「リハまる」を開発、楽しいリハビリとして注目されている。5月から介護施設向けの「リハまるライト」も発売、今年病院含め100施設以上で活躍しそう。
大阪市北区梅田1丁目に本社を置く。ソフトウエアの受託開発、WEBシステム構築、ゲームソフト開発などを行うIT企業。「知り合いの社長が脳卒中で倒れ、VR技術でのリハビリトレーニングを考えました。その後、最新のMR技術で関西医科大学の先生と一緒に共同研究することになりました」と、杉山崇社長。
2017年から研究開始、2020年に発売した。現実の世界とミックスしているため、転倒リスクが少なく安全性も高い。ゴーグルを掛け日常生活に近い3次元空間でのリハビリができる。認知機能データも収集でき、チェック&トレーニングのツールとして使える。
日本、米国、中国、香港で特許取得済み。「医療とITが合体し、エンターテイメント性のあるリハビリです」と、楽しいリハビリへ革命を起こそうとする。価格はゴーグル3台で月額2万6000円から。すでに全国の病院80施設以上で導入、今年中には100施設を突破しそうだ。
介護施設向けに5月から「リハまるライト」も発売された。スタッフが簡単に操作でき、ゲーム感覚で楽しみながら機能訓練ができる。「医療、介護に続いて、今後は個人向けの予防医療として自宅活用も考えられそう」と期待している。