『12月号にはこんなおもしろい会社が掲載!①』

◎「TONTO」ブランドで展開

トリプルエーは、自動車内装などに使われる合成皮革のアップサイクルとして、おむつポーチなど「TONTO」ブランドで展開、ヒットを飛ばしています。合成皮革端材を新素材として活用、将来廃棄ゼロを目指されます。
 大阪府泉佐野市日根野に本社工場を持つ加平のグループ会社です。カーシートや家具に使われる合成皮革を製造、溶剤を使用せず高品質、環境にやさしい商品として人気です。その販売会社がトリプルエーで大阪市北区に本社があります。
 加平では年間8万mの原反の廃棄が発生、これが大きな課題になっていました。この課題に対応し、BtoCのアップサイクル商品に取り組んでおられます。

◎健康タイムマシン

LAiF(ライフ)は、医療ビッグデータから将来罹りやすい病気を予測する「健康タイムマシン」をサラヤと共同開発、大阪•関西万博に合同出展されます。タッチパネルで15項目の簡単な問診と体重などの情報を入力すれば、その人の病気の発症がAIを用いて予測できるという世界初の健康予測システムです。
LAiFは医療関連のITベンチャーです。大阪市中央区に拠点を置き、設立は2021年。「2004年から人と病気のビッグデータから未来の病気を予測する研究を始め、社会実装化のメドをつけました」と、創業者さん。

◎ポータブルエアーポンプ

ダイトウブクは、活魚用、釣具用のエアーポンプなど釣具関連で1000種類を超える商品を提供されます。活魚用エアーポンプでは業界ナンバーワンの実績を誇り、そのノウハウを活かして空輸用エアーポンプにも挑戦しています。
 大阪市城東区東中浜に本社があります。昭和52年の創業で、多彩な釣具を企画して、国内外の工場で生産を委託されます。中でも生きた餌を釣り場で持ち込み、釣った魚を生きたままで持ち帰る電池式のポータブルエアーポンプは、釣り人には“ブクブク”として親しまれています。

◎金属加工を得意に

袴田製作所は、半導体、ロボット、医療機器など多彩な業界向けの金属加工を得意とされます。今年も大型CNC旋盤、3次元測定器を導入するなど元気経営を進めています。
 東大阪市高井田に本社工場があります。創業43年目で、約60台のNC旋盤、マシニングセンタを導入して、直径1cmの小さなものから1mサイズの大型部品まで加工されます。
扱う素材もステンレス、アルミ、鉄からレアメタルのモリブデンまでと幅広いです。ステンレス薄肉のリング加工などを主力に、モノづくりの総合力を発揮されます。
 
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