『10月号にはこんなおもしろい会社が掲載!③』

◎独自のウエディング演出

 明来エンタープライズは、独自のウエディング演出をプロデュースし、新たな人生の門出を応援されます。大阪市内に約30の写真スタジオセットを持ち、昨年には1000組を突破、今後は英語と中国語でもホームページを発信、インバウンド需要にも取り組んでおられます。

 創業して今年12月で28年目を迎えます。大阪市西区南堀江1丁目の現代オレンジビル3階に本社とフォトウエディングスタジオ「BLANZ(ブランズ」があります。「コロナ禍の厳しい期間を乗り越え、ようやくウエディング演出の仕事も増えてきました」と、社長は明るく話されます。

◎“兜づくり”にも取り組む

カブト工業は、旋盤加工などで使われる先端取替式回転センターの製造を行い、堅実経営を進めています。一方、創業者の思いから“兜づくり”にも取り組み、装飾品の源氏兜、雑貨兜など“カブトビジネス”にも挑戦されていました。

 1964年に豊中市で創業。現在、兵庫県川西市平野1丁目に本社工場を置いています。主力製品の先端取替式回転センター「カブトセンター」(商品名)は、長尺もの加工物を安定して保持する工具です。先端部分を交換できるのが特色です。

 

◎マイクロニードル技術開発

 コスメディ製薬は、注射の代わりに皮膚から体内に届ける「マイクロニードル」技術を開発、世界で初めて化粧品、医療機器で商品化に成功しました。独自の痛くない経皮吸収技術が、化粧品と医薬品分野に革命を起こそうとしています。

 京都市南区西九条東比永城町に本社を置かれます。2001年の創業。京都薬科大学の研究員だった薬学博士の社長と工学博士の会長が立ち上げました。皮膚から薬効成分を吸収する経皮吸収システムのベンチャー企業です。

 金属の針ではなく、コラーゲン、ヒアルロン酸など皮膚内で溶ける物質で数百ミクロンの微細な針をつくり、角質層までに届くマイクロニードル技術を確立されました。

◎一品一様の金属加工

渚技研は、一品一様の金属加工を得意とするモノづくりのプロフェッショナル集団です。社員平均年齢34歳という若さを活かし、フットワーク軽く短納期で安定供給、元気経営を進めています。

 2020年5月の創業。大阪府八尾市北亀井町1丁目に3工場を持っています。「1人で始めました。頼まれた仕事は基本断りません。よそが断った仕事でも受けて対応するようにしています」と社長さん。

 社員は10人。社長自身も34歳と若く、製缶•板金•溶接など金属加工業です。材料は鉄•ステンレス•アルミ•真鍮•チタンと幅広く、製作物も、手のひらサイズから5-6mまでと多彩です。

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