◎水産の6次産業化
陸水は、陸上養殖を基盤に水産の6次産業化、地産地消に取り組んでいます。今春には養殖場の設備投資を行い、フグ養殖を従来の5倍以上2万5000尾体制を確立、魚の卸売、飲食店合わせ令和8年には年商30億円を目指されます。
大阪府堺市堺区大浜南町に本社を置かれます。創業社長さんは、近畿大学でマグロ養殖を学び、大手水産会社に勤務、5年前に独立されました。「陸上養殖をやろうと思い、単身で漁港へ出向き、競り場の掃除から始めました」とおっしゃいます。
◎地域や社会に貢献
永和重機工業は、多彩な移動式クレーン54台を保有。東日本大震災では原発周辺で復旧作業を担う一方、“安全第一”を掲げて人身事故ゼロを20年以上も続けており、地域や社会に貢献されています。
創業は昭和42年で2年後60周年を迎えられます。大阪市此花区西九条に本社を置かれますが、配車•車庫センターの西宮市塩瀬町生瀬が実質的な活動拠点になっています。50tから150tの多彩なキャタピラーをメインにした移動式クレーンが並んでいます。
◎で一貫したモノづくり体制
古賀機械製作所は、省力化、自動化でモノづくり企業をサポート、大阪•関西万博では6月に移乗ストレッチャーを初公開、話題を集めました。今後、医療分野やロボット事業を一段と強化したい考えです。
創業は昭和60年です。大阪府堺市美原区に本社工場を置かれます。量産下請けではなく、受注生産を得意とし、設計、加工、組み立て、据え付け、電気制御まで一貫したモノづくり体制を構築されます。
◎シンガポール輸出を支援
菱沼貿易は、ライブコマースで中小企業のシンガポール輸出を支援されます。初期費用ゼロ、輸出手続きゼロ、在庫ゼロの“3つゼロ”で、すでに約300社が 輸出に成功、 10年後には1万社を目指されます。
大阪市中央区備後町に本社、シンガポールにグループホールディングスを置き、ロンドンにも拠点を持たれます。社長が「貿易取引を通じて日本の中小企業の未来を拓きたい」と、2009年12月設立されました。
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