『11月号にはこんなおもしろい会社が掲載!③』

◎生物多様性をキーワード

 サンリット•シードリングスは、生物多様性をキーワードに環境分析、環境設計、コンサルティングを行う大学発ベンチャーです。2025年大阪•関西万博では、岡山県•西粟倉村の研究成果をベースにした50年後の生き物ネットワークの森を提案されます。
 設立は2020年1月です。創業者は、取締役で京都大学大学院生命科学研究科の教授。滋賀県草津市の立命館大学BKCインキュベーターに中央研究所があります。「森林などそれぞれのエリアにどんな生物が棲息しているか生物多様性を研究。ネイチャーポジティブ(自然再興)事業をしています」と社長はおっしゃいます。

◎「科学とアート」をテーマ

スタジオテックは、商品などを引き立たせるビジュアルをつくる会社です。2025年大阪•関西万博では、サンリット•シードリングスと共創で「科学とアート」をテーマに50年後の森への旅を招待されます。
 創業は1987年。現在、大阪府羽曳野市に大阪本社、東京都品川区に東京支社を置かれています。東西に撮影スタジオがあり、写真撮影や画像合成、3DCGなど技術力を駆使して、空間の“映え”を演出、訴求力を高めます。
「万博での出展内容を検討していた時、池田泉州銀行の会合でサンリット•シードリングスと出会い、共創の形で生物多様性を表現する方向で一気に進みました」と話されます。
 
◎ホンモノそっくり人工物

 ARACOは、特殊塗装(デコラティブペイント)、彫刻モルタル造形の技術を持つプロフェッショナル集団です。木材、陶器、大理石から庭園までをホンモノそっくり人工的再現し、街や工場などを明るく元気にされます。
 京都府八幡市に本社、工場があります。1980年に建築塗装を行う荒木塗装として創業されました。「よそがやっていない特殊塗装に興味があり、塗装から塀や門扉、注文住宅まで手掛けるようになりました」と、創業者はおっしゃいます。

◎あっと驚かすモノづくり

エーディエフ(ADF)は、アルミフレームを使った世界をあっと驚かすモノづくりに挑戦されます。物流ボックス「ダンカーゴ」や簡易クリーンルーム、通訳ボックスなどを開発、ニーズにマッチした製品で元気経営を進めています。
 大阪市西淀川区福町に本社工場があります。1999年の創業で、加工しやすいアルミの特性を活かされます。「お客様のニーズをつかみ、どこにもないもので勝負したい」と社長は独創的なモノづくりを展開されます。

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