『3月号にはこんなおもしろい会社が掲載!③』

◎姫路モルトプロジェクト

 八木は、BREAK CENTURY(東大阪市)と連携、姫路市で大麦栽培から子どもたちによる麦踏み、樽づくりと、農業体験型ウイスキー「姫路モルトプロジェクト」をスタートされました。2028年秋にも、西日本初の“メイドインジャパンウイスキー”を発売する計画です。
 姫路市安田4丁目に本社を置き、兵庫県南部を中心に土地の開発分譲を行います。「このプロジェクトは、子どもたちに食物を自分でつくる体験をし、将来の営農につなげるのが目的。事業ではありません」と、取締役は話されます。

◎自社ブランドにも取り組む

喜多は、創業100年の歴史を誇る安全作業靴の総合商社です。夏のサンダル、梅雨のレインウエアなど、季節感のあるファッショナブル、カジュアルな自社ブランドにも取り組み、一般消費者市場を強化されます。
 和歌山市永穂に拠点を構え、配送センター、商品企画部を置かれます。創業は明治36年です。「曾祖父が草履の卸売を始めたのがルーツです。安全作業靴、長靴を中心に雨合羽など、職人さん向けの業務用商品が中心です」と、社長さんはおっしゃいます。
 その後、仕入れ商品に加え海外工場と連携し、金型は自社でつくって生産委託した自社商品も開発、販売されます。
 
◎どこでもプレイパーク

NPO法人北摂こども文化協会は、子どもの遊び場づくり「どこでもプレイパーク」プロジェクトを展開されます。今年は中小企業にも積極的に呼びかけて工場や事務所空き地に遊び場を創設、地域の元気づくりを応援されます。
 1998年の設立です。大阪府池田市に拠点を置かれます。大阪高校生演劇フェスティバル、北摂和太鼓集団など自主(主催)事業、受託事業、社会教育研究事業。最近は不登校の居場所にも取り組まれます。
 2001年から大阪府豊能郡豊能町の里山で始めたのが「ひと山まるごとプレイパーク」でした。

 
◎イメージアップに挑戦

カワキタエクスプレスは、離職率5%、平均年齢29・9歳の元気な運送会社です。TikTokを活用しカッコいいトラックや月給制、土日休みをZ世代にアピール、運送会社のイメージアップに挑戦されます。
 三重県亀山市白木町に本社を置かれます。創業35年。15年前から高校新卒採用をスタートしたのがきっかけで、トラック業界のネガティブな体質を一新されました。Z世代の若い人材が、興味を持つポジティブ会社へ大きく変身されました。
「長時間労働で無理してでもお金を稼ぐ、従来の運送業界のやり方では若者はついてきません。職業に誇りを持ち、労働環境が整ったやりがいのある会社にしなければ」と社長さん。「歩合制」をやめ、若手でも安定した収入が得られる「月給制」に変更されました。

◎日本一明るい経済新聞の購読について

ジュンク堂大阪本店(堂島アバンザ3階)で販売、1部400円。年間購読5800円(毎月1回発行、税・送料込み)で申し込みは日本一明るい経済新聞ホームページから。

定期購読のお申し込み