◎水平を保てる車椅子
ニシト発條製作所など大阪府下のが、大阪•関西万博で「坂道でも座面が水平を保てる車椅子」を出展されます。スプリング、クラッチの感覚で簡単操作でき、既存の車椅子にも後付けできます。2050年にはさらに発展、“浮く車椅子”を目指されます。
チーム名は「Road to2050」です。メンバーはニシト発條製作所(大阪市東成区)のほか、三和機電工業(堺市堺区)、三共製作所(東大阪市)、旭電機化成(大阪市東成区)の合計4社です。金属加工、ばね、設計、商品企画のモノづくり企業、介護支援事業にも取り組む異業種メンバーが集まりました。
◎次はAIエージェント
バッグ類などを製造販売するトップハウスは、時代に合わせた最先端の経営手法を導入、元気経営を進めています。中国で製造シフト、卸しからEC販売、インフルエンサー活用で現在の経営基盤を確立、次の一手ではAIエージェントの検討を始められました。
1986年の創業です。大阪府堺市美原区丹上に本社があります。「ファッションはバッグから」と、バッグ、ウエアの商品企画•開発、卸販売、小売、WEB販売を行います。
「26歳で起業しました。時代が大きく変わる中で、先を見るのが大好きな性格もあり、新しいことに次々と挑戦。失敗を学ぶことで成長して来ました」と社長さん。製造、販売で常に一歩先を行く経営を進めて来られました。
◎国会議事堂の赤絨毯
村上敷物は、国会議事堂の赤絨毯、大手ホテルの絨毯など日本を代表する織り絨毯を製造されます。最近では高級車や列車など産業資材市場を開拓、総合見本帳との3本柱でサステナブルな経営基盤を構築されます。
大阪府堺市南区原山台5丁に本社工場があります。ルーツは1872年にさかのぼる絨毯の老舗メーカーで、ウィルトン(アキスミンスター)の織り絨毯を得意とされます。
「高級な織り絨毯は、日本では4社しかつくれません。全て大阪府下にあり、凄いことです」とおっしゃいます。
◎万博で防滑タイルマット
ペットフードなどを企画販売するplustは、加齢や病気で足腰が弱った愛犬の立ち上がりをサポートする「立ち上がりがラクな防滑(ぼうかつ)タイルマット」を開発、開催中の大阪•関西万博で初公開されました。これを機に人の介護用としても発売、初年度1億円の販売を見込んでおられます。
大阪府八尾市跡部本町に本社があります。社長がトヨタ自動車から脱サラして2018年に創業。ペット用のドッグフードをメインにシャンプー、歯磨きなどを扱っています。
「肉や野菜などの生食材にこだわり、調理•加工して美味しい、カラダに優しいドッグフードを提供、WEBで小売、卸販売をしています」と。
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