『7月号にはこんなおもしろい会社が掲載!③』

◎農業に小麦革命

 イカリファームは、滋賀県近江八幡市で日本の農業に小麦革命を進めておられます。周辺の農家と連携しパン用の国産小麦年間2000㌧を供給、儲かる小麦ビジネスを実現、全国展開を目指されます。

 「父の農業を手伝う中で、需要のあるパン用小麦(強力粉)を国産化すればビジネスチャンスがあると思いました」と社長さん。2008年法人化し、米のほかに小麦•大豆の生産に力を入れています。

 近江八幡市野村町を拠点にし、米80㌶、小麦125㌶、大豆130㌶の栽培規模を誇っています。

◎スイーツのアップサイクル

エーエスピーは、規格外の野菜を活用したスイーツのアップサイクルに取り組まれます。ベースに小松菜や人参など規格外野菜で5色の色付けをしたカラフルボーロを開発、今夏から本格販売されます。

 「大手企業と中小企業をつなぐ公的機関のアドバイザーなどをやっていました。との出会いがあり、未活用野菜に関心を持つようになりました」と社長さん。創業は2018年です。 

 大阪と京都に活動拠点を置く。主力メンバー4人のほか、大学の専門家、パティシエなどの料理人と多彩なメンバーが集まっています。

 

◎“ハンモック型ロボット”を出展

 マッスルは、身体の不自由な方でも、介助者の簡単操作で室内を自由に動ける“ハンモック型ロボット”を2025年大阪関西万博に出展されます。軽量化、コストダウンにより誰もが使える家電製品並みの商品を目指されます。

 大阪市中央区今橋に本社を置き、FA機器、ロボットなど制御システムを手がけられます。安倍首相が訪問された会社でもあります。

 万博は、大阪府案検討から玉井博文社長が誘致メンバーの一員として活躍されました。来年の万博では、ベッドから車椅子への移乗が楽にできる移乗ロボット「SASUKE」の進化型を出展されます。

◎無添加液体調味料

スミロンは、使用済み紙おむつ密閉パックシステムの進化型を2025年大阪•関西万博に出展されます。環境に優しい素材を開発、脱臭機能に加え、MAP上で位置検索し、安心して外出できるライフスタイルを提案されます。

 約20年前から取り組むのが移動式の紙おむつ密閉パックシステム「エコムシュウ」です。「今の商品で5代目です。当初はなかなか売れずに苦労しましたが、使いやすさとコストダウンを追求し普及してきました」と社長さん。北海道から石垣島まで病院や介護施設に導入、国内3000台以上、海外300台以上が活躍しています。

◎日本一明るい経済新聞の購読について

ジュンク堂大阪本店(堂島アバンザ3階)で販売、1部400円。年間購読5800円(毎月1回発行、税・送料込み)で申し込みは日本一明るい経済新聞ホームページから。

定期購読のお申し込み