◎“万博挑戦”が事業開発!
ミノル化学工業は、大阪•関西万博での展示を機に、新事業に果敢に挑戦されます。反射率を0•5%に抑えた世界初のディスプレイケース、苔を自分で飾るキット商品など、“万博挑戦”を今後の事業開発に活かそうとされていました。
1959年に東大阪市で創業。当初は化粧箱などをメインにするが、その後継ぎ目のない透明ケース「ミノルキューブ」を開発されます。コの字型のプラスチック2つを組み合わせた気密性の高いケースで、特許も取得しています。フィギュアや恐竜などのコレクションケースとして人気を呼んでいます。
◎お菓子で大阪の元気づくり
大阪の味本舗は、「お好み焼きせんべい」「たこ焼きせんべい」などの大阪みやげのお菓子を製造販売されます。新たに洋菓子の新商品「たこピザ」を商品化、万博後の大阪の元気づくりをお菓子で応援されます。
昭和21年の創業。大阪市平野区長吉長原西に拠点を置き、大阪市阿倍野区と此花区に工場があります。当初は瓦せんべいなどの菓子を製造販売。その後、十色好み「大阪の味」、天下平定「大阪まんじゅう」などを開発、大阪の主要駅や空港、有名販売店で販売されます。
「大阪のおみやげ菓子を中心に14ブランドを展開、大阪らしい商品で親しまれています」と、3代目の専務さんはおしゃいます。
◎自社商品が活躍
ニッコーは、金属加工技術を活かした「スピードラック®」が年間約4000台のヒットを飛ばしています。新開発のパレット搬送用什器は大手自動車メーカーなどから早くも引き合いが殺到、自社商品の活躍が目立っています。
大阪市生野区巽中に本社工場があります。プレス加工、焼付静電塗装の一貫体制を構築、OEM生産を主力にし、年商は約7億円、従業員は約20人です。
◎新設備本格稼働
浪速工作所は、大阪市浪速区の大阪木津卸売市場内に全国の美味しい食材を缶詰にしたプレミアム缶詰専門店をオープンされました。日本が誇る牛肉や魚介類などを“料亭の味”に仕上げた約40種類の缶詰を販売されます。
堺市南区高尾に本社工場を持つ機械メーカーで、来年創業80周年を迎えます。金型開発で培った技術を活用し、少量生産を可能にする小ロット向けの缶詰巻締機の開発に成功されました。
機械を全国に販売し、地元の食材を小ロットで缶詰にする事業を支援されます。地方創生、地域の活性化にも貢献されています。
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